お客様の会計資料でクレジットカードの明細を拝見することがあります。
経費性の確認で「これなんの支払いですか?」とお伺いすることあるのですが
「なんだろう・・」と言われることが多いです。
だいたい少額なのですが、「塵も積もれば山となる」
無駄な支出はゼロにしないといけません。
節約できるようになるには可視化が重要
お金に余裕ができるようにするには、「無駄な支出」をゼロにすることです。
そのためにはまずは「(自分にとっての)無駄な支出がないか」を確認する必要があります。
確認するためには「何にいくら支払ったか」がわかるよう「見える化」しておかなければなりません。
クレジットカードの利用明細は、お金を使った時とは遅れてきますので
パッと確認される方が多いのですが、クレジットカードの利用明細こそ
じっくり見るようにしましょう。
えっ?そんなの入っていたの?の第一位
クレジットカードの明細の中で会費っぽいものは声かけするようにしています。
そんな中で「えっ何それ?そんなの払っています?」とよく言われるのが
アマゾンのプライム会員年会費。
今は年会費が3900円で月会費が400円です。
プライム会員はお急ぎ便や配達指定が無料など特典もありますので
必要な人にとっては「無駄な支出」ではありません。
しかし、「別にそんなに急ぐものを注文しないわ」という方は
プライム会員にならなくてもいいわけで 「無駄な支出」となります。
このプライム会員、アマゾンも会員を増やしたいので(固定収入が増える)
アマゾンで商品を買う時によく見ながらページをすすめて
いかないと発送のところで「お試しプライム会員を試す」に
半ば強引にもっていかれます。
よって、「加入している」という認識ないまま年間会費が引き落とされているケースが多いのです。
お試し期間があって その後に解約処理をしないと自動的に有料加入となってしまうのも曲者です。
自動引き落としには要注意
クレジットカードでの自動引き落としは、いったん契約するとその後はなんの手続きもしなくてよく、勝手に自動更新されることが多いです。
そのために、「支払っている」という感覚がなく、
もう利用していないのに、お金だけが毎月引き落とされている・・・ということに
なる可能性が高いのです。
クレジットカードの利用明細をみて すべての明細がなんの支払いか
ちゃんとわかるようにしておくことが大事です。
利用料や会費は少額なので・・
自動引き落としの中でも、毎月引き落とされる会費や利用料は
少額であることも多く
「これなんだろう?まぁいいか」と放置しがちです。
たとえ毎月398円でも1年放置すれば4,776円
5年放置すれば23,880円の無駄な出費となります。
どんなに少額でも見過ごさないようにしましょう。
すぐに解約手続きをすること
引き落とされてから「えっ?これなに?」と気づくことになるのですが
年会費の場合は、「もう一年分支払ちゃったから 次の更新の際に解約しよう」と思いがちです。
でもそれで本当に解約できる人はほとんどいません(笑
ずるずるとまた一年また一年となってしまいます。
もったいなくても気づいた時にすぐに解約手続きをすること。
しない場合はスケジュール帳かなにかに更新月の2か月前に
目立つように書いておくことです。
送られてきたときに さっと確認しがちなクレジットカードの明細
利用店名が「?」と思う場合などもちゃんと確認するようにしましょうね。
悪用されている場合もありますから。