最近は主婦の方でも事業を始めようと思われる方が多く
起業について相談をうけることがあります。
起業は事業を起こすということですが
男性税理士が「あれは事業じゃないよ」といってるのを聞きます。
私にすれば、男性でも「それは事業じゃない」と思う人もいるのです。
女性というだけで ちゃんと見てもらえないのは
悲しいです。
では 誰もが認める起業ってどういうものでしょう？
最初の覚悟 起業って？
「起業」とは自分が価値ある何かを提供し、その対価として
人様のお金をもらい継続していく。
さらに利益を出して 自分の生活を成り立たせ、
最終的には納税して社会に還元するのを目指すことです。
「主人の扶養範囲で・・」とか「無理のない範囲で・・」というのは
起業ではなく 「お小遣い稼ぎ」「趣味」です。
（お小遣い稼ぎを否定するわけではありません）
覚悟がないと継続できないし儲けはでない
「いつかはこれで生活していくんだ」「月に○○○円儲けをだすんだ」という
覚悟がないと事業は成功しません。
覚悟があれば 「儲けを出すためにはどうしたらいいか？」ということも
真剣に考えますし、それは事業の成功につながります。
自分の気持ちに応じたお客が来る
「ちょっと稼げたらいいんです」と思っているうちは
「ちょっと まぁこれでもいいかな」と思っているようなお客さんがきてしまいます
「こんな人たちしか買いにこないなんて・・」「こんな人達しか習いにこないなんて・・」
と思うことがあれば 事業主であるあなたが そうだから。
どんな方でも提供するものに対して対価を払ってくださる方は
お客様でありがたい。
しかし「こんな・・」と思ってしまう時点で
あなた自身が納得していないということになります。
せっかく起業したのに、納得できないのであれば
しないほうがいいでしょう。
趣味 こだわりの提供には天がある
作ったもの、自分がいいと思うもの など
自分自身のこだわりや思いを大事に起業することは大事ですが
あまりにもこだわりすぎると
事業は大きくなりません。
残念ながら
世の中のすべての人があなたと同じ感覚ではありません。
自分のこだわりを提供していくということは
その限りある人たちに提供していくということになりますので
ターゲットが広いわけではないのです。
ターゲットを広げようと思ったら
自分のこだわりをある程度広げる必要があります。
自分の気持ちを確認してからセミナーを受ける
本当に「起業」をしたいのか
趣味の世界や「お小遣い稼ぎ」でいいのか。
自分の目指す方向を考えてから セミナーを受けることをおすすめします。
「輝く女性起業家になりましょう！」と
夢のあるような気分のいいことばかり
言ってくれるセミナーにいくら参加しても
自分の方向性がわかっていないのであれば 意味はありません。
