「あれもしなきゃ、これも~」と思うだけでちっとも用事が片付かない!
と頭を抱えておられませんか?
「スケジュール帳も使っているし、to do リストもつくっているのに、
どうしてこなせないのだろう」「片付けなければいけないことだらけでストレスで爆発しそう!」
「私は能力のない人間だったのかしら?」いえいえ、そんなことはありません。
ちゃんと、しなければいけないことを書いているのに、その用事が片付かないという場合は、to doリスト(しなければいけないこと一覧表)の書き方が間違っていることが多いのです。
今回は、ちっとも用事が片付かないという方に向けて、正しいto doリストの書き方を税理士の筆者がお伝えします。
いくつかの段階がある場合は順を追って
例えば“お正月の用意をする”という用事の場合、
to doリストにどう書けばいいのでしょう?
お正月の用意といっても様々です。
“お正月の用意をする”というto doリストをいくら書いていても
それを見るたびに「あー用意しなきゃ! いつしよう?」と思うばかりで一向に進みません。
最初に書くべきto doリストは
“お正月の用意は具体的にどういったものなのかを考える”というものなのです。
次に具体的な事を一つずつリストとして書いていきます。
“しめ縄を買いに行く”であったり、“お正月の器をだす”であったり、
“正月のお料理を考える”ということがリスト項目になります。
“しめ縄を買いに行く”であれば、
それは“しめ縄を○○に買いに行く”という、
さらに具体的なものにします。
“正月のお料理を考える”は、
自分で作るなら“買う材料のリストアップをする→お正月料理の材料を買いに行く”となりますし、デリバリーなどを頼むのであれば“デリバリーを調べる”というのが書くべきリスト項目になります。
最終目的をいきなり書かない
例えば、きれいな髪形で気持ち新たに新年を迎えたい場合、
“年内に美容院に行く”と書いてはダメなのです
。美容院に行くためにはまず美容院に予約を入れなければなりません。
それならまず書くのは“美容院に予約の電話を入れる”というのが、
正しいto doリストの書き方です。
予約するのに 行きたい美容院の定休日や営業時間を調べることが必要であれば
「営業時間を調べる」を一番に書く必要があります。
いかがでしたか?
今回は、正しいto doリストの書き方をお伝えしました。
最終的に行うことの前に、
やるべきことがあればその行動をまず書くというのが実際に行動に移せるノウハウなのです。正しいTo do リストの書き方をすることによって、
日々の雑務はさくさくと進んでいくはずです。
年内から to doリストの書き方を練習すれば
自由な時間が増えて、さらに充実した自分になれると思いますよ。
http://mmmedia.jp/ に平成26年12月書いたコラムです。
※この記事は、平成26年1月現在の状況、法律等に基づいて書いていますことご了承ください。