NISAという制度ができたりと 国は「投資」をすることを積極的に働きかけています。
これは 国が行うべき社会保障の限界がきていて 公的年金もカバーできず
「自分の老後資金は 国頼らず自分で考えてね」という合図だと思います・・・
投資はリスクはつきもの
投資は「貯蓄」ではありませんから、「お金が減るかもしれない」というリスクは
多かれ少なかれあります。
それをわかった上で 商品を選びその商品にいくら投資するのかを考える必要があります。
「いま100万あるから とりあえず投資して・・」という考えは危険です。
一番にすることは現状把握
私の著書でも 旧ブログでも再三書いてきたことですが
必要なのは「現状把握」「自分把握」
自分はいくら老後に必要なのか、
そのためにはあと○年でいくら貯蓄しなければならないのか
を考えてみることが優先です。
例えば、
持ち家がある人(一軒家なのかマンションなのか)
今は賃貸だけど実家を相続できる人、
今は賃貸で自分で住む場所を確保しなければならない人
と、人それぞれの現状によって 将来必要とする金額が変わってきます。
老後に必要な額は 投資をしないとたまらないのか?
投資に回すお金は「使ってもいいお金」
「老後資金が足りないから!」と今の貯金をそのまま投資に回してしまうと
その貯金さえも失くす可能性があります。
このまま働き続ければ 退職金や厚生年金で老後資金が用意できるのか
できない場合は いまの生活(支出)を見直して いくら貯金すればいいのか
を考えてから 「投資」です。
投資商品を分けて考える(リスク分散)
投資は 保障や安定したものは果実(利益)が少なく
儲かりそうなものは すべてを失くしてしまうリスクが高まります。
①低金利でそんなに増えないけど 元本は保証されている。
(国債など)
②リスクもあるけれど 安定的に運用益がでている。
(上場株式連動型の投資信託など)
③物凄く儲かることもあるけど すべてを失くすこともある。
(FXや株のデイトレなど)
の順に選んでいくことをおすすめします。
「投資に回してもいいお金」が多いのであれば①~③に分散すればいいですし
そうでないのであれば
まずは手堅く①から始めるのがいいのではないでしょうか?
※この記事は、投稿日現在の状況、法律等に基づいて書いていますことご了承ください。