ひと昔前は申告提出は紙ベースで税理士は印鑑を押して紙で提出・・・というものだったのですが
電子証明書による電子申告が導入されてからは ネットから申告することが多くなりました。
今では相続税以外は電子申告に対応しています。
第四世代税理士電子証明書
これが税理士電子証明書です。これをICリーダーに挿入し 申告書に添付して電子送信を行います。
カードの色もオレンジから黒に変わっています。
その前はミントグリーンでした。
この電子証明書、有効期限が5年でして
今年は2017年1月1日~2021年12月31日までが有効期限の第四世代税理士電子証明書の更新でした。私は更新の時期が繁忙期にならないように夏にしていたのですが
うっかりしていて危うく電子証明書のない月末を迎えることになりそうでした・・・
電子証明の取得が大変
この電子証明書の更新なのですが 毎回手続きが厳格です。
まず日本税理士連合会から送られてきた書類に記入や実印押して 印鑑証明つけて
戸籍謄本つけて 送り返す。記入に間違いがあったりしたらアウトです。
審査され無事に受理されたら カードが送られてくるのですが
それは本人限定受取郵便というもので送られてきます。
本人限定受取郵便とは?
自宅まで配達はされず、受取ができる郵便局がかかれた通知書が送られてきます。
その通知書と印鑑と身分証明書をもって 指定された郵便局に行き
本人確認の上 ようやく郵便物が受け取れるというものです。
カードを受け取ったら日本税理士連合会に受領書を提出して
ようやく完了です。
なぜか二枚発行できる電子証明書
この税理士電子証明は 税理士にしか発行されないものです。
税理士は無償独占といって 税務代理・税務申告・税務相談といった税理士業務は
税理士の資格を持っている者以外は行うことができません。
なのに、税理士一人に対し希望すれば2枚まで発行されるのです。
これは、税理士一人に対して多くの無資格者を抱えて仕事を行っている事務所が必要なことでおかしいと思っています・・・。
次の更新の2021年
オリンピックも終わって日本はどうなっているのでしょうか?
また私はどうしているのかなぁ。
そして次のカードは何色なのだろう(笑